2025年11月21日金曜日

「12月予定表」

いよいよ12月です。
カレンダーを見ながら、
大人になると一年は早いものと感じます。
小学生の皆さんはどうでしょうか。
自分の時はどう感じていたか全く覚えがありません。
調べてみると「ジャネーの法則」というものが...
年齢を重ねるにつれて
人生全体における1年が占める割合が小さくなるためだそうです。
具体的な体感例を読んで納得しました。

小学生の頃を考えていて、ふと思ったのですが、
当時はスケジュール帳なんて持っておらず、
日々の予定は壁掛けカレンダーへの印との睨めっこと、
頭の中だけが頼りだったなぁと。

それが大学生になり手帳を持ち始めました。
この頃は記憶と手帳の二段構えで、
壁掛けカレンダーは利用していません。

社会人でも長くそうでした。
やがてiPhone3Gが登場して
記憶と手帳とスマホの三段?構えで、
iphoneのカレンダーアプリはたいしたものではなかったので、
ただの嬉しがりで利用していただけです。
それが段々進化してきたので、
記憶と手帳とiphoneが同等に活躍していました。

それが…
手帳への記入が段々と面倒になり、
記憶とiphone頼りで手帳へは絶対に忘れることができない
検定や競技会などの申込日等のみになっていきました。

やがて…
iphoneへのスケジュール入力を失念していたことがあり、
予定そのものに影響はなかったものの、
一番信頼していたルーティンや記憶に不安を覚え始めました。
検定と競技会の申込日等だけは絶対に失敗できない不安から、
壁掛けカレンダーに記入をするようになりました。
なんと小学生の頃に戻っているなぁと。
今はiphoneと壁掛けカレンダーと手帳と記憶の四段構え。

ただ、記憶の役割が
スケジュールそのものを覚えるというより、
iphoneと壁掛けカレンダーと手帳にすぐ書く!という
ルーティンを記憶しておくだけになってきているように感じます。

珠算界では高名な先生方にまだまだご指導いただくこともあり、
心は若手気分でいるのですが、
確実におっさん化は進行しているようです。
それが…、やがて…、の次に
とうとう…というワードを使わなくて済むように祈ります。



さてさて、12月といえば、
A1グランプリ!
そしてGoodJobカード抽選会&競技会の
イベントが控えています。
めちゃくちゃ楽しみですが、めちゃくちゃ忙しくなります。

A1は年間の一大イベント競技です!
パーフェクトの教材を練習している生徒は
かけわりがまだなのでね、来年出場です!
その他の生徒は基本的に全員参加です!
そして全員でA1練習に励みましょうね。
練習そのものが盛り上がりますからね。

GoodJobカード抽選会&競技会の準備も進めています。
毎日、教室の仕事、他の仕事、イベントの準備、
チーム編成と問題作成でフラフラです。
当日に体調を崩す生徒が出ないように祈るばかりです。



薫奈師匠がお稽古で筆をふるってくれました。
みんなに見てもらおうと貼り付けると
その前で夏寧準四段が
「私もそろばん大好き!」の
吹き出し文字が出てきそうな笑顔をしてくれました。
あまりにおもしろかったので見てあげてください。




最後に来月の予定表です。
今回は例年と違います。
年始は1月6日(火)を初回と予定しておりますが、
その翌日から研修会参加を検討しています。
もしかすると7日、9日をお休みにするかもしれません。
10日(土)は練習日となります。
まだ未定なところがありますので、
念のため、抽選会イベント後も練習日を設けます。
確定次第お知らせ致しますので、
ご協力くださいますようお願い致します。





2025年10月21日火曜日

「11月予定表」

今週からすっかり気温が下がり、
学級閉鎖をはじめ体調を崩す子が増えてきたようです。
咳が出る生徒は必ずマスクをお願いします。
現在は日商珠算能力検定と日珠連段位認定試験を
メインに練習しています。

やはりたくさん練習している人とそうでない人が多いです。
兄姉が検定試験を経験しているご家庭ほど、
日商検定の厳しさをご存じのようです。
検定問題プリント集をすべて終えないで試験に臨むなんて
考えられないほど少ない練習量です。
そういう人にありがちなのが、制限時間に全然間に合っていません。
弾きこみの時間が少なすぎて指が滑らかに動かないのです。
当然です。

余裕で合格点に達している人は
そのプリント集を2冊終えたり、
さらに別途の問題にも取り組み、見直し時間もあるほど余裕です。
何度も話していますが、年に3回しか実施されない検定試験ですので、
絶対に合格して欲しいのです。
不合格は4ヶ月も進級できないんです。
その意味をよく理解してこの一週間を大切に使って欲しいです。

特に1級はなかなか一発で合格が難しい試験になります。
過去には、余裕で合格できるほどめちゃくちゃ上手なのに、
合格に2年かかった生徒もいました。
それだけ難しく価値のある検定試験として扱われています。

今回受験しない人も仲間と一緒に受験するつもりで練習し、
次回に備えて力をつけましょう。
下級の人も今月中に試験を受けられるように
練習しましょうね。


さて、教室には新しいちびっ子が入ってきて
基礎教材のパーフェクトに取り組んでいます。
多くの先輩たちが声掛けしてくれる様子は
とても微笑ましいですね。
無学年制の良いところで
自分が先輩にしてもらったことを後輩にしてあげています。
そうやって高段者の先輩が
次の高段者を輩出するきっかけを作ってくれているのだと考えています。
まずは早くパーフェクトを修了して
みんなと一緒にiTestに取り組めるように応援してあげてください。


さて、10月は競技会参加がなかったため、
なんだか気持ちがゆるりとできました。
そんな感覚で次月予定表を作成するつもりでしたが
競技会の要項が続々と届き、
急に慌ただしくなりました。
検定試験や競技会の申込みは絶対にミスができないので、
今更ながら気が気でなりません。
各自の出席日が違うのでいずれも一週間受付ますが、
エントリーシートのこともあるので
なるべく早めにお願いします。
競技会練習が上達の早道ですからぜひ参加してください。


【あんざん種目別チャンピオン大会2025要項】

【A1グランプリ2025要項】

【そろば関西カップ2026】




2025年9月20日土曜日

「10月予定表」

先週、立命館大学大阪茨木キャンパスにて
オータムカップが開催されました。

この競技、部門別の個人競技に加え、
5名一組の教室対抗団体戦が用意されていて、
かなりの盛り上がりを見せました。
教室によっては
日珠連全珠連の珠算暗算全て十段の社会人を含むチームや
日本一の大学生を含む全員十段のチームなど
中々に手強いところばかりですが、
そろスタは小中学生で挑みました。

みとり算、かけ算、わり算の種目順で行われました。
緊張感とワクワクとほんとにおもしろい競技です。
そろスタ主将のあの選手の「ハイ!」の声が段々と大きくなり、
会場を沸かせました。
大会後も多くの先生方から
やっぱり〇平くんの「ハイ」はいいよね~、
あの勢いが競技だわ、
とお褒めの言葉をいただきましたよ。

成績は以下の通りです
・個人総合
第一部(小4以下)
樹選手が3等入賞

第二部(小5-6)
綾音選手が2等入賞

第三部(中学生)
薫選手、峻平選手が3等入賞

・団体総合
二部(小5-6)
陸人選手、知優選手、綾音選手で3等入賞

第三部(中学生)
侑依選手、薫選手、峻平選手で3等入賞

個人の取得点数としては
侑依選手と陸人選手が自己記録更新をしました!!
これがスゴイですね。

団体特別競技の動画と
写真を少し掲載しています。
ぜひご覧ください。


~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

全珠連検定試験が近づいてきました。
余裕の合格点に達している人もいればそうでない人もおり、
僕としてはヤキモキする思いです。
点数が出ていない、全問解答できない、
そんな状況であるにもかかわらず、
さらには検定前であっても毎日練習しない人は
正直、合格はありません。
ワンチャンあるかも??と甘い見込みでいるのでしょうが、
試答点が足りないのですからそれは絶対ありません。

それでいて「忙しいねん」という理由を述べますが、
お稽古の数を聞いていると
いっぱい時間あるやん!としか言えません。
過去にはお稽古を8つもしながら、
そろばん練習も欠かせずしていた子もいます。
今でも多くの生徒が、特に段位の生徒ほど、
何かしらのお稽古、部活、進学塾と並行して練習しています。

今のうちに、ご家庭で時間の使い方改革を行ってください。
それが社会人になるまでずっと生きてきます。

みとり暗算がネックになる人が多いです。
一旦、基本(初歩レベル)にかえり、
珠が動画で動くイメージをしっかり意識してみてください。
みとりが全ての基本ですからね。


さて、10月の予定表です。
各種申込が全くない期間で
いつも申込もれだけはするまいと気を張っているので
なんだかホッとします。

ですがみなさんにとっては
年に三度しかない日珠連検定試験が控えています。
みなさんは教室でも自宅でも気を張って練習しましょうね。



2025年8月20日水曜日

「9月予定表」

お盆休みも終わり、昨日から教室での練習が再開となりました。
みなさんの夏休みもあとわずかですね。

教室のお休み中、練習していた人、そうでない人、
誰が見ても明らかな状態でした。
全く練習していない人は
制限時間に20題解答できていたものが5題も残していたり
8割ぐらいの正答率だったものが5割を切っていたり、
せっかく検定本番に間に合う力がついてきていたのに...と
嘆きたくなる現状でした。
さぁ、まずはたくさん弾いて8月中に力を戻して欲しいものです。


さて、練習内容は個々によって違いますが、
基本的には競技会練習優先です。
この練習が短期集中の練習となり、
明確な目標設定がしやすく、
飽きがこず、またモチベーションが保ちやすいからです。
競技会本番が終わった頃には知らぬ間に実力が上がっている、
というのが理想で、実際そのようになりやすいです。

競技会に参加しない生徒は
通常練習や検定練習になります。
検定練習が一番面白くないので、
検定前のみの実施期間にしたいところです。

ですが、
日商珠算能力検定試験は直前だけでは間に合いません。
そろスタの練習方法としては
まず、合格一直線を一冊取組みます。
取組み方はまずは種目別で行い、
点数を見て15分計測です。
次に検定問題プリントを種目別で練習します。
その取組み内容や点数を見て、
本番同様の30分で取組みます。

次回は10月末の検定日になります。
逆算で考えると、
今月中には一直線を終えておきたいです。
そのように皆さんにも口酸っぱく話してます。
気持ち入れず練習していると
一直線を15分計測できることなく終えてしまう人もいます。
最終の本番問題は何度も繰り返すものですが、
基礎や実力固めの教材を再度するのは
なんだかおもしろくないものです。

ですから、一直線を残している人は
この8月中に絶対満点を取るんだ!という意識を持って、
取組みましょうね

9月は本番用検定問題集の種目別練習、
10月は30分計測練習、
私がいう厳しめの合格ラインを毎度クリアできるようになれば、
次級の練習を開始しても構いません。

早め早めの”本気取組み”を始めて欲しいですね。



では9月の予定表です。
なにやら忙しそうな月になりますね。




2025年8月17日日曜日

「全日本通信珠算競技大会」のご案内

9月の競技会はオータムカップと計算アスリートが
控えています。

10月は8月8日実施の全日本大会の通信版、
全日本通信珠算競技大会が開催されます。
競技会が上達の早道です。
入賞にかかるかからないを問わず、
その競技問題を練習することにより
実力が伸びるレベルの生徒にはどんどん声をかけていってます。
みなさんも積極的に参加してください。


要項を掲載しますのでご確認ください。
教室内の申込期間は8/26~8/30とします。

≪全日本通信珠算競技大会 要項≫

ふたつの全国大会が終わりました。

真夏の全国大会が終わりました。

7月27日は日珠連の全国大会である、
そろばんグランプリジャパン2025が実施され、
綾音選手と知優選手が京都府推薦選手として挑戦しました。
2年前に薫選手が決勝進出し、
全国第12位になった大会です。

今年は綾音選手が600点満点を取得し、
決勝進出のための同点決勝に進出しました。
早押しボタン席で紹介されている動画がありますので、
ぜひご覧ください。
本番ではトラブルがあり、決勝を逃してしまいました。
決勝を見ていると、
綾音選手のスピードなら余裕で優勝できるタイムだったので、
余計に悔しい思いが残ります。

知優選手は惜しくもたった1題のみ落とし、
満点がとれませんでしたが、
今回の経験は全体の流れや決勝に残るためのスピードなど
たくさん学べたと思います。
来年、是非とも決勝席に進むことを期待しています。



8月8日には全珠連の全国大会である、
令和7年度全日本珠算選手権大会が実施され、
峻平選手、薫選手、綾音選手、知優選手が挑戦しました。

名物競技である都道府県対抗競技にて
京都府代表選手として綾音選手が挑戦しました。
結果は2回戦敗退となり、
こちらも残念でなりません。
ですが、普段個人競技の珠算において
団体戦というものはとてもワクワクしますし、
会場全体が熱く盛り上がりますね。
9月のオータムカップでも
団体戦がありますので、そちらも楽しみです。

本大会は16時過ぎに終了しましたが、
その後、峻平選手、薫選手、綾音選手は塾へ向かい、
知優選手は別のお稽古(ダンス)に向かいました。
僕も練習を19時のコマのみに変更してもらい、
教室に向かい、準備をしておりました。
すると、知優選手が練習にやってきました!
少し遅れて綾音選手も練習にやってきました!
二人ともそれぞれの習い事を済ませてから、
練習に来たのです。
本当に驚きです。

僕も同様に朝から競技会に行き、
その後、教室に来ましたが、
彼女たちはその間にもう一つ挟んでいるので、
忙しさや頑張り度合でも負けました。

その志の高さというか、
次の競技会に向けての意欲というか、
頭が下がります。
並はずれた上達が顕著なのは、
この姿勢が後押ししているのでしょう。


本大会でそろばん日本一に輝いた磯貝勇誠選手とも
写真を撮ってもらい、悔しくも嬉しい大会になりました。


















全日本で京都府代表チームの経験や
グランプリで決勝に進んだ経験のある、
先輩男子2人が心配そうに寄り添っているのがわかる
画像がたくさんあります。

















2025年7月21日月曜日

「8月予定表」

昨日は多くの生徒が全珠連暗算検定試験を受験してきました。

練習ではその大半が合格・昇段の点数を出してますが、
本番というのは目に見えない緊張という魔力が
実力を出させないように引っ張るものです。
特に本番に弱い子が数名おり、
本人も、「めちゃくちゃ緊張する」と自覚しています。
練習中に僕が横に立つだけで緊張するそうです。
この子達がどうにか緊張慣れ、
又は意識の転換をして、
結果に繋げて欲しいと願っています。

検定終了後、受験者から目標とする試答点がとれていることの
連絡がありました。
まずは第一段階クリアです。
期待もてますね。



また昨日は同時に朝から、
そろばんグランプリジャパン2025に出場する
京都府代表選手強化練習会があり、
綾音選手・知優選手と共に参加してきました。

会場にはそろばん日本一の礒貝勇誠選手をはじめとする
誰もが知る京都のトップクラスが集まってます。
本気で日本一を狙っている選手、
日本一を取れる実力がある選手が揃ってますので、
練習会とはいえ中々の重々しい空気感です。

シニア・スクール部門にて日本一を狙う選手は
0.01秒単位の計測、
数字の細かいチェックなどを行い、
質の高い練習をされてました。
知優選手がちゃっかり色紙を用意しており、
磯貝選手からサインをもらってました。


本大会ジュニア部門は
一回戦で満点、同点決勝となる準決勝も満点でないと
決勝の席には進めません。
1題も落とせないというのは別の難しさがあります。
京都府ジュニア部門代表の二人は
はたして満点がとれるかどうか?
あと一週間、質の高い練習を期待しましょう。



さて、8月は検定がなく、
競技会も全日本珠算選手権のみで多くの生徒が
”本番”がありません。
目先の点数に捉われることなく、
9月以降の競技会や検定試験に向けて
指の動きや数字の改善、両手算法、開法、伝票等
じっくり練習ができる期間でもあります。
i-testのある種目のステージをどうしてもクリアするんだ!
という意地の目標でも構いません。
自分の中で何かひとつふたつの目標を作ってみてください。

計算アスリートに参加してみたい、
という人は開法も指導しますので、
相談してください。